総合診療科なら徳島市佐古町の鈴江病院

現在の医療は日々進歩しており、それに対応すべく高度に発達した専門領域（科）が点在しています。
その限られた診療科を求めて患者さんが様々な医療機関を渡り歩くようなイメージがあります。
1人の専門医が対応できる患者数が限られており、例えば「原因不明の発熱がある」や「関節痛、倦怠感、むくみ、体重減少など、複数の症状がある」といった、単一診療科で診断・治療が完結できない場合、専門診療科に受診しても「ここでは診ることができない」と断られる可能性もあります。

その場合、患者さんはどこへ行けばよいか迷うことになりますが、総合診療科では、そのような受診科に迷う患者様の診断・診療を行っています。
ある意味で、臓器別の診療科がより専門性を高めることができるように、対象から外れた患者さんをカバーしているのが、総合診療科ともいえます。

総合診療科は基本的に、特別な専門領域の処置や判断を必要としない病気に関して、何でも診る診療科です。たとえば外来では「呼吸器科の診察を受けなくてもよい軽度の肺炎」や、「消化器科や血液内科での診療が必要と判断される前の貧血」などの診療を行います。
そのほか、発熱、体重減少など、さまざまな病気が進行して起こってくるような症状でまだ診断がついていないケースでの受診も多いです。
入院中の患者さんでも、各専門家に分けにくい、症状が軽い、複数の科にまたがって問題があり総合的な診療が必要だといった方に対応することもあります。

総合診療科は、患者さんが複数の疾患を抱えている場合や、臓器別や疾患別の枠を
超えた総合的な診療が必要な場合に受診されることがあります。
高齢化に伴い、多くの患者さんが複数の健康問題を抱えており、総合診療科は
そのようなニーズに応える役割を果たしています。

総合診療科は、専門領域を超えて患者さんに適切な診療を提供する役割を果たしています。
専門的な治療が必要と判断した場合には、ご希望の医師（医療機関）に紹介をさせていただきます。

• MEDICINE 01

  

  一般的な内科疾患の
  治療も

  総合診療科でも一般的な内科疾患（生活習慣病：高血圧、脂質異常症など）の治療も行っています。
  内科的な疾患は自覚症状がほとんどないことから健康診断で異常を指摘されても、そのまま放置してしまう方がおられます。

  生活習慣病を放置して悪化させてしまうと様々な合併症を引き起こしますし、動脈硬化が進行して脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などの命に係わる重大な疾患につながるリスクがありますので、放置は大変危険です。
  総合診療科は、単に診断するだけでなく、皆様の重大な疾患に進行することを予防する診療科でもあります。

• MEDICINE 02

  

  急性疾患から、
  呼吸器疾患まで

  「急な発熱、咳、嘔吐」などの急性疾患から、COPD（慢性閉塞性肺疾患）、肺気腫及び咳、喘息などの治療を行います。

  例えば「咳が止まらない、息切れしやすい、息苦しい、ゼイゼイ・ヒューヒューといった呼吸音がする」などといった場合にも、総合診療科でご相談可能です。

• MEDICINE 03

  

  外科的処置にも
  対応

  内科疾患だけでなく、外科医である経験を活かして火傷や切り傷、擦り傷といった外科的処置にも対応しています。
  手術が必要な場合は、連携している医療機関へご紹介させていただきます。

  また、腰痛・膝の痛み・肩の痛み・肩こりの原因となる変形性腰椎症・変形性膝関節症・肩関節周囲炎などに対して、種々の物療機器を用いた治療も実施しております。
  理学療法士、作業療法士によるリハビリテーションも可能です。

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